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2008年08月20日

読書感想文の思い出

 夏休みも終盤になってまいりました晴れ

 もうそろそろお子さんたちは宿題に追われているところでしょうかペン

 さて、夏休みの宿題の定番といえば読書感想文。と思いきや、うちの学校では宿題になっている学年となっていない学年があった・・・たらーっ(汗)
 でも、私自身の記憶からいえば、やっぱり夏休みの宿題の一番の目玉モバQは読書感想文でした。

 毎年、苦労してました。

 今でこそ、文章を書くのは苦にはなりませんが、小・中・高時代はそんなに好きじゃなかったんですたらーっ(汗)

 何を、どう書けばいいんだろう?
 毎回、さんざん悩みながら書いてましたね。結局、その手の作文で何かの賞をもらったことはなかったし。

 そういえば、感想文で忘れがたい、こんな思い出があります。
 それは日本語で感想文を書くのではなく、英語で感想文を書く、というものです。高校生のときのこと。英語の本を読んで、英語で感想文を書く、というなんともやっかいな宿題が出されたのです。
 しかしその学校、やたら勉強にうるさく、英語はこれだけではなく他にも大量の宿題があり、当然、他の教科もてんこもりの宿題あせあせ(飛び散る汗)しかも毎日のように部活があり、時間が足りないexclamation×2気づいたら2学期の2日前exclamation×2さぁ、どうしようがく〜(落胆した顔)非常に焦りましたね。ま、なんとか仕上げましたがあせあせ(飛び散る汗)

 こんな思い出もあるので、読書感想文は苦手もうやだ〜(悲しい顔)

 でも、本を読んだら何らかの形で感想を残しておくことは有用だと思います。別に、読書感想文みたいな立派な形ではなくても、ね。
 2、3行でもいいから感じたことを書いておけば、何かが自分の中に残ると思います 本 本 本
posted by 由梨佳 at 22:49| Comment(0) | えとせとら(日記以外の雑感) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月13日

夏休み特別開館日

晴れ毎日暑いですね晴れ
なんでこんなに暑いんでしょうねexclamation&question

この前、夏休みの特別開館をおこないました。

暑いし、部活もほとんどやっていない日だから、そんなには来ないんじゃないかな〜あせあせ(飛び散る汗)と思いながら学校までの道を歩いていました。
暑いし、すっかりダラダラモードに入ってしまった私。ちょっと時間に遅れそうになり・・・はるか前方に生徒が歩いているのが見えるけど、あれはもしかしたら常連さんのAさん?!

まずいダッシュ(走り出すさま)急がなきゃダッシュ(走り出すさま)

しかしなかなか追いつけませんたらーっ(汗)

こっちを振り向いてって念じたら(?!)、通じたのか、振り向いてくれました。
久々の再会に喜びながら一緒に学校に向かいましたよ。

学校に着いて、図書室の方を見たら、もう既に何人か待っているexclamation×2
「ゴメン、すぐ開けるからね」と声をかけて、あわてて鍵を取ってきて開けました。

それぞれにお気に入りの本をじっくり探して、借りて帰ってゆきました。

夏休みはいっぱい時間があるからね。本もいっぱい読んでもらえるとうれしいです揺れるハート
posted by 由梨佳 at 12:40| Comment(0) | カウンター日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月29日

『花火の図鑑』(泉谷玄作/著)



 初の5類です。
 こうしてNDC見てみると、結構かたよりがあるたらーっ(汗)
 ほんとうは満遍なく取り上げないといけないんでしょうけど・・

 さて、夏といえば花火ですね。

 これは文字通り「花火の図鑑」です。花火って実にたくさんの種類があるもの。おなじみのスターマインとかナイアガラとか。また、最近では星型やハート型やアニメのキャラクターの形もあったりしますね黒ハート
 そんないろいろな花火について写真つきで紹介しています。花火のいろいろな名前や色作りの秘密が載っています。
 花火の製造工程や各地で開かれる花火大会の案内も載っています。
 これ1冊で花火博士になれるexclamation×2

 この本のいいなぁと思うところは、なんといっても写真がとてもきれいなこと。
 真っ暗な、あるいはダークブルーの夜空を背景に花火が見事に花開く様は息を飲むほど美しいです。

 そういえば今年はまだ花火、見に行っていないなぁ。
 この本で予習してから見に行くことにしましょう揺れるハート
posted by 由梨佳 at 20:43| Comment(0) | 5類 (技術・家庭) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月26日

『ニッポンには対話がない』(北川達夫×平田オリザ) 一般

 毎日暑いですね。岐阜・多治見ではなんと39℃とか?!まぁがく〜(落胆した顔)こう暑くては気力も失せてしまいそうです。暑すぎexclamation×2ひたすら秋が来るのを待ち望んでおりますダッシュ(走り出すさま)

 では、久しぶりに本の感想を。

 これはここ最近で非常に感銘を受けた本です。以前、A新聞の書評欄に載っていて、読みたい!と思いようやく図書館で借りた本です。

 画像がないのがちょっと残念ですが。

 元外交官で現在フィンランド教材作家の北川達夫さんと劇作家・演出家の平田オリザさんによる対談集です。

 すでに周知のことかと思いますが、フィンランドはPISAのテストで好成績を収めています。フィンランドは日本のような受験競争もないし、塾に通う子もいないし、なのになぜそんなによい成績が出るのか?フィンランドの教育、あるいは文化にはどんな特徴があるのか?
 そういったことを二人が対談する中で明らかにしてゆきます。

 二人の論の一致点としては「日本には対話がない」。
 「会話」はおびただしく交わされているけれども、「対話」はないというのです。
 それこそが日本の教育の大きな欠点である。そしてこのままでは日本は世界から取り残されることは必至であろう、と述べておられます。

 北川さんは主にフィンランドメソッドについて、平田さんは主に演劇教育について、というそれぞれのフィールドから、日本はどうすればいいか?ということを処方箋として述べています。

 この本は大変刺激的でした。日本では常識とされる教育スタイルはフィンランドでは全く通用しない。国が違えばこんなにも考え方が違うものか、と思いました。日本ではとかく先生は正解を教え込もうとします。その方が先生・生徒双方にとって楽だからです。しかし、フィンランドは違います。答えが1つではない問題を皆で徹底的に討論します。

 その他にもいろいろと、おもしろい話が出てきます。

 学校図書館司書の私がとても驚いたエピソードがあったので触れておきます。
 P8〜P12の「『善意のアドバイス』の落とし穴」というところ。北川さんの喋っている部分なのですが、こんなことをおっしゃっています。
 フィンランドから日本に帰ってきて、日本の教育現場に入ってみてびっくりしたものの一つに、読書指導があります。それは、先生たちが選んだ本を子どもたちに「いい本として」読ませているということです。
 フィンランドでは考えられないことなんだそうです。なぜなら、「それを読んで、いいか悪いか、好きか嫌いかを決めるのは子どもたちだ」という教育哲学が徹底しているから。先生が教育的配慮から選んで「これはいい本だから読みなさい」というのは善意の押し付けにほかならないというのです。

 本をこちらで選んで、ブックガイドを作ったりして生徒に本を勧めることは私も日常的にやってきているだけに、「それはもしかしたらまずいことなのか?」とちょっと考え込んでしまいました。
 国が違えばこうまで違うということなんですね。

 フィンランドに生まれたらよかったな黒ハートと思い、ちょっとうらやましくもなりました。もちろん、どんな国であっても100%良い国というのはないのですが、教育のことや福祉のことに限って見た場合、少なくともフィンランドの方が日本よりずっといいと思います。

 なお、あとがきで平田さんは「文化人としてのわたしは、日本は滅びると信じていますし、滅びてもかまわないとも思っています。」と述べておられます。「そこまで言ってしまうの?!」と思った反面、「そうかもしれない」とも思いました。

 日本の教育は、たぶんこのままではまずいことになるんじゃないかなと感じていたこのごろ、この本を読んでおおいに心を動かされました。

 最後に、書名をちゃんとかいておきますね。
『ニッポンには対話がない 学びとコミュニケーションの再生』
北川達夫・平田オリザ/著
三省堂
2008.4.30
\1500+税
NDC:370


posted by 由梨佳 at 23:26| Comment(0) | 3類 (社会科学) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月21日

思い出すなぁ

 毎日暑いですね晴れ
 「暑い」と言っては余計暑くなりそうな気もしますが、つい暑いと言ってしまうちっ(怒った顔)
 しかし、ほんの数年前ならいくら暑いとはいっても35℃を超すような日はそうなかった(私が住んでいるところのことじゃなくて、日本全土を見て、ですが)と思うのですが、ここのところ天気予報見てると普通に35℃超の気温出てますよねどんっ(衝撃)やっぱり暑くなってるんでしょう。

 この暑い時期になると思い出すことがあります。

 スクーリングのことです。

 私は司書の資格は大学在学中には取りませんでした。興味はとてもあったんですが。
 結局、後から某大学の通信教育で取っています。

 いやぁ、きつかったあせあせ(飛び散る汗)大学在学中なら2年かけて学ぶところを1年で取ろうとしたものですから、詰め込み詰め込みでもうそれは大変でした。

 同じように通信で取られた方ならお分かりかと思いますが、通信教育は勉強する→レポートを提出する→レポートが合格したことがわかってから単位習得試験の申し込みをする→単位習得試験を受ける→受かればめでたく単位取得!!となります。学校によって若干の違いはあるけど、まあ大体こんな流れでしょう。
 1回レポートを出せば単位が取れる、ってものじゃないんです。レポートとテストと、両方合格して初めて単位が取れるんですね。
 この一連の流れが結構時間がかかるので、結局1年では取れず、ちょっとオーバーしてしまいましたたらーっ(汗)

 レポート・テストの他に避けて通れないものに夏期スクーリングが!!対面でないと学べない、演習系統の科目はスクーリングになります。

 もう大変!!でした。

 2週間で4科目履修します。つまり、3日で1科目。月曜から土曜まで、1時限から5時限まで、しっかり詰まってました。中には途中1時間くらい休みがある科目もありましたが。3日目にはテストがあって、それに通らなければ単位はもらえません。必死でした。

 あんなに短期間に根つめて勉強したことはなかったかもしれません。自分も必死でしたが、周りも皆すごく熱心でした。あんなに熱気に満ちた講義は、自分が現役の学生だったときにも体験したことはなかったほどです。休み時間には先生に質問する人の長蛇の列exclamationあまりの気迫に圧倒されました?!
 1日の講義が終わったときにはある種のすがすがしさを感じましたわーい(嬉しい顔)先生方も本当に熱心に教えてくださいました。短いお付き合いでしたが、今でも感謝しています。

 ちょっと意外だったのは割と年配の男性の受講生が多かったこと。たぶん、図書館の職員だけど司書資格は持っていない、という方が受講されているのでしょう。
 たった2週間でしたが、友だちもできて結構楽しかったです。

 なんだかんだで、あんなきつい勉強はもうコリゴリexclamationと思う反面、なんだかちょっと懐かしくも思う今日このごろですかわいい

posted by 由梨佳 at 23:13| Comment(0) | えとせとら(日記以外の雑感) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月19日

ご無沙汰です。

 気づいたら、もうかなり長いこと更新してませんでしたあせあせ(飛び散る汗)
 いろいろ忙しかったのと、暑くて気力減退してたのと、その他で、なんとなく滞ってましてスミマセンたらーっ(汗)
 そんな状態でも結構訪問してくださった方はいらっしゃったようでありがとうございます。
 かなり気まぐれな書き手です。今後も書いたり書かなかったり、だと思いますがそれでもよろしければどうぞお読みください揺れるハート

 この間も何冊も本読みました。

 個人的に大変心服した本も2冊ほどあったんですが、ちょっとそれについては今は感想は書かないことにします。まだ、きちんと自分の中で考えがまとまってないので。

 現在4冊ほど並行して読んでいる状態です。
 これについてはまた後ほど書いてみようと思います。

 さて、いよいよ夏休み晴れ

 しばらくは生徒たちに会えないのが残念です。
 時々しか来ない子の顔を忘れてしまうんじゃないかと心配ですもうやだ〜(悲しい顔)

 いろんなことがありましたね。

 「図書室に来るとホッとするよ」「本のにおいって、落ち着く」という声にどれだけ励まされたことか。その反面、注意してもしても騒ぐ生徒もいたりして、堪忍袋の緒が切れそうになったことも・・・
 ヘビーリーダー(なんて言葉、あるのかな?)の生徒たちと本についての感想を語り合えたのが楽しかったわーい(嬉しい顔)

 こういうところが学校図書館ならでは、なのかなと思います。

 夏の間にいっぱいいっぱい勉強して、もっともっと素敵な学校図書館にしようと思いますかわいい
posted by 由梨佳 at 21:27| Comment(0) | えとせとら(日記以外の雑感) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月29日

『チュウガクセイのキモチ』(あさのあつこ/著) 中学生〜



 いい本です。まずは何はともあれ、読んでみてください黒ハートと言いたい本です。

 あさのあつこさんと中学生との対談集です。
 対談の相手は、@山古志村の男子中学生、A中学生ながら俳優としても活躍しているK君(誰なのかは本を見てのお楽しみexclamation)、B中3の男女6人、です。@とBは、ごく普通の中学生です。

 すごいなあ、と思います。
 あさのさんが物事の本質を鋭く突いていることにもまたまた感銘を受けましたし、登場する中学生たちの、なんとしっかりした考え方をもっていること!!

 きちんと考えを引き出す相手がいれば、彼ら・彼女らはこんなにも深い思いを話すことができるのですね。
 恐らく、学校の教師にはこういうことは言わないでしょう。たぶん、学校の先生はそこまで耳を貸そうとはしない、というか、そんなに深いレベルで中学生が何か考えているとはあまり思ってないのではないでしょうか?どうしても子ども扱いしがちです。

 この本にはチュウガクセイのキモチがずっしりと込められています。

 後半は対談ではなくあさのさんの考えがつづられた文章が載っています。
 人と人とは根本的に理解しあえないものだ――そう考えるあさのさんが中学生時代に大嫌いだった言葉は大人が発する「オレはお前のことはなんでもわかるぞ」という言葉だそうです。そう、大人って子どもによく言いますよね。だけど、お前のことはなんでもわかるなんていうのは傲慢以外の何物でもない。人と人とは理解しあえない、というのは『バッテリー』においても重要なテーマとなっていますね。
 あとちょっと意外だったのはあさのさんは中学生時代はほとんど本を読まなかったということ。作家さんにもいろんなタイプがいるのですね。

 本物に触れたような気分になれる本です揺れるハート
posted by 由梨佳 at 21:58| Comment(0) | 1類 (哲学・宗教) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月22日

『ハッピーノート』(草野たき/著) 小学校高学年〜



 久しぶりの投稿です。

 暑くなってきました。この季節はジメジメとした暑さで参ってしまいます。
 図書室にはエアコンがあります。しかしこれからの季節、ただ涼みにくる子たちが多くやってきそうで今から気が重い・・・です。せっかく来たなら本も読んでくださいダッシュ(走り出すさま)

 さて、本の紹介 本
 草野たきさんの本をもう1冊。
 『ハッピーノート』という本です。

 中学受験めざして進学塾漬けの毎日を送っている少女の、悩みとまどい揺れ動く心を描いた作品。

 主人公・三条聡子は小学6年生。自分から受験をしたいと言い出し、毎日ハードな塾通いをしています。うんと頑張って入れたAクラス。もう絶対に下のクラスには落ちたくないので必死に頑張っています。
 同じクラスには霧島君という男の子がいて、聡子はひそかに思いを寄せています。二人は授業が終わったら近くのドーナツ屋さんで一緒に勉強します。だけど、それだけ。なぜか塾内では霧島君は聡子を無視します。聡子は塾内の霧島君たちのグループに入りたいと思っているのですが、霧島君は一向に仲間たちに聡子を紹介しようとはしないのでしたたらーっ(汗)

 一方、学校では――。聡子の属するグループにはのり子というおせっかいな女の子がいます。いやだなあ、と思いながらも聡子は逆らうことができませんたらーっ(汗)

 また、家では――。お父さんもお母さんも、聡子の受験のことについては全然熱心じゃありません。お父さんもお母さんも私のことなんかどうだっていいんだ、と聡子はふてくされます。

 やがて夏休みになり、塾では夏期講習が始まります。Aクラスにはリサというとても変わった子が入ってきました。奇抜なファッション、突拍子もない言動でお昼はいつも吉野家へ、という子です。しかも成績はパーフェクト。聡子はリサと仲良くなりたいと思います。しかし、どうも聡子の思い描いていたようには事は運ばず、リサのペースに振り回されっぱなしあせあせ(飛び散る汗)

 と、ここまでが途中のストーリー。
 ラストに向けて物語は大きく転換するのですがそこは読んでのお楽しみということでわーい(嬉しい顔)伏線の張られ方がうまいです。

 読んでいて、ちょっと聡子の態度にもどかしさを感じました。ただ「こうなったらいいのに」という願望をふくらませるばかりで、実際には自分から動こうとはしない子なのです。そのくせ思い通りに事態が進まないと他人を責めてしまう。
 そんなに霧島君がスキだったら自分から誘ってみればいいのに、もっとのり子にガツンと言ってやればいいのに、リサに自分の思いを伝えればいいのに、などと随分思いました。だけど、そういう子っているものですー(長音記号1)

 タイトルの『ハッピーノート』ですが、これは聡子と霧島君の交換ノートみたいなものです。ハッピーノートをめぐって感動のラストが待っています黒ハート
posted by 由梨佳 at 21:56| Comment(0) | 9類 (文学) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月09日

『リボン』(草野たき/著) 中・高生

 本当は、きれいなピンク色の背景に中学生の少女がたたずんでいる絵が描かれた表紙なんですが、またしても画像が出ませんのでスミマセンもうやだ〜(悲しい顔)

タイトル:『リボン』
著者:草野たき
出版社:ポプラ社
出版年:2007
価格:1300円(+税)
NDC:913
   です。

 中学3年生の少女の、揺れ動く1年間を描いた作品です。
 もとは進研ゼミ(ベネッセコーポレーション)の「中3チャレンジ組」の2003年3月号〜2004年3月号に連載されていたもの。それを加筆・訂正して出版された本です。

 主人公の松野亜樹は卓球部に入っています。
 卓球部では卒業式に先輩から制服のリボンリボンをもらうという伝統がありました。
 亜樹たちが中2のときの卒業式。一番人気の金田先輩のリボンをみんなほしがります。卓球部で一番人気がある先輩とは、卓球がうまい先輩よりも何より彼氏持ちの先輩なのです。金田先輩には高校生の彼氏がいて、後輩達の憧れの的でした。
 しかし、金田先輩からリボンをもらうのは他の子に決まってしまい、亜樹は池橋先輩からもらうことになりました。池橋先輩、というのは試合ではいつも勝てないし、彼氏もいない先輩です。それでも、前もって部内で打ち合わせがしてあって、誰が誰からもらうか決めてあるので、亜樹は別に尊敬もしていない先輩に「尊敬している池橋先輩のリボンがほしいんです」とか言ってリボンをもらおうとするのですが・・・
 「っていうかヤダ」「だって、松野さんがわたしのリボンをほしがるとは思えないもん。しかも、尊敬してるなんてありえないよ」―― 池橋先輩はあっさりそう言い放ち、亜樹の前から去ってゆくのでした。フクザツな気持ちになる亜樹。

 そして、4月。ついに亜樹たちは3年生に。

 もともと波風を立てるのが苦手な亜樹は、友だちのことも部活のことも勉強のことも家族のことも、いまいち完全燃焼しきれないまま日々を過ごします。

 友だちのことでは藤本さんという子といつも一緒に過ごしますが、特に親しくなるというでもなく、本当にただ一緒にいるだけ。他の子からは「藤本さんと一緒にいて楽しいの?」と聞かれる始末です。
 部活のことでは一緒にダブルスを組んでいた美佳から一方的にペアを解消されてしまいます。
 勉強面ではテストでいい点が取れず、行きたい高校もはっきりしない。
 家族のことでは、自分とはまったくタイプが異なり頭がよく自由奔放な姉の存在に戸惑ったり、自分に似ていて優柔不断な母の態度にイライラさせられたり・・・

 モヤモヤとした気持ちを抱えながら、何とかしたいと思いながら、ただ流されてしまう毎日あせあせ(飛び散る汗)

 そんな亜樹ですが、それでも日々のちょっとした出来事の中から少しずつ何かを感じ取ってゆきます。そして、ほんのちょっとずつですが変わってゆくのでした。

 やがて1年がたち、3月の卒業式を迎えます。
 亜樹のリボンをほしがる後輩たちは現れるのでしょうか?

 中学生の少女の1年間を月ごとに描いてゆく形式は、以前紹介した小林深雪さんの「泣いちゃいそうだよ」シリーズと似ていると思いました。あちらの方はちょっぴりコメディタッチですが、こちらはしっとりと落ち着いた雰囲気です。中3の揺れ動く気持ちがとてもリアルに描かれた好著です。

 それにしても、部活って中学生にとってとっても大きな意味を持ってるんですねひらめき

 中学生女子にはぜひぜひオススメしたい1冊です 本
posted by 由梨佳 at 22:11| Comment(0) | 9類 (文学) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月08日

雨の日の悩み

雨が多い季節になってまいりました雨

この時期の悩み。
髪の毛が湿気を含んで、せっかく朝きれいにして出かけてもすぐに変な方向に広がってしまいますもうやだ〜(悲しい顔)

湿気たらーっ(汗)
悩みのタネです。

髪のことじゃなかったバッド(下向き矢印)紙のことでした。

え〜とね・・・
いろんな掲示物を廊下に貼ります。
ところが、雨の日には湿気で紙が伸びてしまうんです。貼るときにはちゃんとピーンと貼るのに、雨の日にはたるんでしまう・・・ 紙が一回り大きくなったような感じになります。廊下に貼るものって、結構大きな、模造紙で作ったものもあるので伸びるとすごく困った感じになりますあせあせ(飛び散る汗)

「伸び止めスプレー」とか、ないんでしょうか小雨
紙にスプレーすると伸びない、というもの。

嫌な季節ですねダッシュ(走り出すさま)
posted by 由梨佳 at 21:22| Comment(0) | カウンター日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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